金融工学@LA

UCLAでMFEを勉強します。初めての海外生活で感じたことの備忘録として次に同じことをする時(人)を見据え、諸雑務を最適化するための情報を掲載します。加えて、ちゃんとLAで生きていることを証明します。決して遊んでいません。社会勉強なのです。

プログラミング

やっと勉強系の内容をやや含むネタです。


数学(確率・統計を中心に微分積分も)とプログラミング(C++)の授業を先日終え、なんだか徐々に日本にいた時のようにマーケットを見る癖も薄れていき、宿題やテストを気にする学生らしい学生になった気分です。


今更ながら感じることは、出願対策から今までを振り返って、ようするに小学生~大学4年生までの間に知っておかなければならないことを英語で分かるようになりなさいというようなことでしょうか。何回も受けたTOEFLはリスニングと言いながら、変な生物学や宇宙に関する常識となる背景知識、絶対日常使わないであろう英単語を覚え、○○州がどこにあるのか、そのタンゴ(地名なのか人の名前なのかすら不明だった)を読んで(聞いて)どんなイメージを頭に抱くべきなのかひたすら訓練し、そして徐々にレベルは上がり、逆にそんな勢いでランダムウォークや確率空間のΩ、F、Pの話されて、いったい誰が理解できるのだろうかと思いながら今に至っている状況です。


その中でも、統計言語のRの進化はすごいと思う。大学院生時代にチョコチョコ触っていたが、ここ数年で劇的に進化している。プログラミングの人気ランキングも急上昇中のようで、Rstudioという便利なツールまで開発されています。学生時代の時にも、例えばわりと難しめのモデルのパラメータの推定を自分で頑張って書かなければいけなかったのが、たった半年でlibraryが出来てしまいボタン一つで裏にある背景もロクに分からずただ結果だけは一瞬にして分かってしまうように、進化するくらいですから、当然のことかもしれません。そしてこの進化のせいか、Google先生にRのことを聞いても、あまり芳しいサイトがありません。特にRstudioに関する日本語の参考資料はない状況で、やや苦労気味。とは言っても感覚で何とかなる言語なのでC++と比べてそこは触りやすい。


題名にも書いたのですが、そんな最近で一番苦労したことが、私の使っているPCがWindows8であり、かつひょんなことにユーザ名を日本語で登録してしまったことが、悪夢の始まり。Rstudioでは日本語をバグのように解釈してしまいファイルPathが全くうまく読み込めないことから、エラーの嵐となりました。教授に聞いてもTAに聞いてもGoogle大先生に聞いても答えはありません。そして全員が協力してくれるそぶりを見せながらも心の中では他人事と思っているのは見え見えで、一人しかいない日本人の、かなり特有なエラーは無視。アメリカ人(正確には自分の名前がローマ字表記できる人)がカンマ何秒でやり過ごせるところを、数日かけてエラー処理するのは本当に疲れました。別にそれでPCの知識が増えたわけでもなく・・。結局は人生で初めて、PCのレジストリをいじってPCが壊れるのを覚悟しながらもこれしかないと思い、実行しました。この内容をアップすれば、それなりに閲覧数も増えるのではないかと(別に意図していないが)思っているので、いつかのタイミングで書いてみようかと思ってます。


RとRstudioが問題なく使える今では、この使いやすさにほとんどの人が将来ExcelよりもRを使うのが当たり前になる時代が来るのではないかと思うくらい、毎日「え、こんな関数あんの?」って驚きながら金融工学しております。


以上。


まとめと誓い
PCで名前を登録するときは絶対にローマ字表記で登録する。

法律

10月になり、ようやく秋感が出てきました。もともと朝盤は7、8月でも肌寒い感じでしたが、今は長袖長ズボンがいります。但し、日中は熱く、ランニング+半ズボン+サンダルでも大丈夫です。よって、ブーツ+薄手のコートのビバリー何たらな匂いのする貴婦人と、よれよれもいいところのまだまだ夏感が漂う学生が混在しております。車の中は暑くなるので、まだまだ車中はクーラー効かしてます。


【法律】
大学からは全生徒、あるいは全教員+生徒といった形でちょくちょくメールが来るのですが、例えば先日はUCLAの生徒が殺害されたから気を付けなさい(怖すぎる)との注意に加え、目につくのは法律です。本日も「ハラスメント」に関する大学側の規律が改訂されるとのことでメールが送られてきました。ドラフト段階で添付ファイルつきで回り、さらに何か意見があったら、考えるから返信して下さいとのこと。


・The Violence Against Women Act (VAWA), reauthorized by President Obama in 2013, and implementing regulations.
・Final regulations issued by the U.S. Department of Education in October 2014 and effective July 2015.


そして上記のようにどこの法律に基づいて改訂されるかが、逐一エビデンスつきで末端の私にまで回ってくる点は、「私は納得してない」とは言えないようにうまく全員参加型を醸し出していると思います。


【運転免許】
追い込まれたという点では、私自動車免許の実技テストに無残にも失敗。一時停止で左右左と安全を確認したところ、確認しすぎて2秒程止まりすぎたことが、左手の運転手には「行っていいよ」の合図と捉えられたか、両車発信。教官にStopをくらい、無念にも教習所帰り。テスト代は実は0$、テスト会場も近いから良いが、予約取るのに1カ月以上かかるところがむなしい。アメリカでの身分証明書取得の道は遠のきました。




学校の特徴

継続は力なりといいますが、本当そうだと思います。
ここ最近で記憶に残ったこと。


【自動者免許】
国際免許を取得していても、アメリカで自動車免許を取得するには、日本と同じように学科テストと実技テストがあります。私は年も年ですし自動者学校みたいなものに通う必要はありません。学科テストは日本語でも受けることができます。私は調子に乗って英語で受けてみました。30問中6問間違いまで許されると聞こえたような(リスニング力からすると怪しいです)気がします。そして一問あたり4分まで制限時間があります。これなら、ゆっくり考えられるぞということで、いざ気合を入れて出陣。


PCとペーパーテストを選べるので、当然のようにPCを選んだのですが、PCだと間違えた瞬間×が表示されます。PK戦のように変なプレッシャーを与えられます。そして、私の最初の問題は、


「警察官に止まれと言われたのに無視した場合の罰則は?」
1. $1,000以下の罰金
2. 半年以下の監禁
3. 上記二つ


正解は忘れました。そして私は間違えました。GMATだったら悲惨なことになりますが、その後も3問程度の間違いで済みました。次は実技ですが、それまで18歳以上の免許を持っている人に必ず相席してもらうことと言われました。いままで一回もそんな人は相席してませんが。そもそも免許の試験を受けに行くのに車で行く必要があることが矛盾です。警察に止められないように密かに運転する必要があるかもしれません。



【USC】
University of California Los Angeles略してUSC。ここがたまたまDMV(免許の学科テストが行われた場所)に近かったので寄ってみました。赤や朱色だからけ。何となく早稲田に似ています。こちらに来て分かったことですが、UCLAのライバル校はUSCです。この二校はバスケやアメフトの対戦で熱く盛り上がります(まだ見たことありませんが)。UCLAが青、USCが赤なのでこれはもはや慶早(早慶)戦です。よくよく考えてみると、UCLAの立地はアップダウンが激しく何となく日吉に似ています。一方、USCは平地。但し、都会にありすぎて、回りに車がビュンビュン走っているような環境で、だらだらと学生が学校の回りを歩いて楽しめるような雰囲気ではありません。そして、USCは私立校です。私立と州立でこんなに授業料が違うのかというくらい金額が違います。2倍ではききません。そういえば、学生も何となくお金持ちな雰囲気がしました。留学生が大学4年間を私立校に留学したら学費と生活費で、家が建ちますね。日本の私立の医学部に行くような感じかもしれません。


【美容院】
実は大学の中にも床屋はあります。$20程です。ようやく見つけました、日本より安いものを。アメリカ、男性の短髪といえば、もちろんカリアゲクンの登場です。もはや3mmか5mmか10mmを店員さんに聞かれる程です。髪型とか説明するものではありません。それを嫌気し、たまたま通りかかったいわゆるBeauty Salonっぽいところに行ってみました。結果、カリアゲになりました。「横の裾は残して下さい」なんて言えませんでした。久しぶりに高校時代の厳しい身装検査を乗り越えられる美しい髪型に戻り、横や後ろから眺めれば、青白く光る自分の髪の毛の裾部分におっとりしてしまします。2週間くらいすれば、なれるでしょう。



①州立と私立で学費が大げさなくらい違う(大学院以上にあると関係なく高い)
②UCLAは慶應の日吉の雰囲気に似ている一方、USCは早稲田に似ている