金融工学@LA

UCLAでMFEを勉強します。初めての海外生活で感じたことの備忘録として次に同じことをする時(人)を見据え、諸雑務を最適化するための情報を掲載します。加えて、ちゃんとLAで生きていることを証明します。決して遊んでいません。社会勉強なのです。

インターンシップ①

更新遅くなりました。渡米して情報源かつ全ての行動の根源となっていたノートPCが壊れてしまうというまさかの展開に、更新する術すらなくっておりました。何とか船便でデスクトップが届き、態勢を立て直しております。不測の事態とはこういうことかと思いました。


【VAIOZへの不満】
2015年2月モデルを5月に買い8月に電源がつかなくなるというのは、ソニータイマー(厳密にはVAIOZの製造元はもはやソニーではないですが)未満のお粗末な事態ですね。日本への送料$120は自己負担です。初めてのUSPS(United Status Postal Service)の書面記入は勉強になりましたが、貴重な時間が奪われてしまい残念です。


【スカイプは使える】
困ったのが電話。私の契約しているT-mobileはなんと国際電話ができません。PCの件で修理を頼もうにも電話すらできなく困っていたところに、スカイプにデポジットすれば普通に日本だろうがどこだろうが電話できることに気が付く。結果的に十分程度通話しても100円程度で済みました。リーズナブルで驚き。しかも公衆電話のごとくデポジット金額の減りが目に見えるので、「少々お待ちください」のBGMへ支払っている視聴料もいくらか分かるので、無駄にお金を支払いすぎているのではないかという心の平穏を保てます。


【IKEA】
イケアはドル建です。日本語と英語のサイトを見比べながら家具を見ても、値段がほぼ今のドル円スポットレートで話がつきます。1$=120円前後でも円建てだとどうしても割高に見えるので、ようやく米国にいて商品が日本より割安な感覚をもつことができました。


【インターンシップ】
もう、2016年夏のインターンシップに向けて着々とビジネススクールではCVやカバーレターを書き始めております。まだ私のプログラムは始まってませんが。大学3年生の時に自分の専門が決まっていないのに、就活がスタートしたのとまったく同じ感覚です。2016年夏の時点では僕はこんなに金融工学のこと知ってます、当然C++なんかおちゃのこさいさいです、みたいなことを今の時点で書くのも気が引けます。無知の状態で留学するなんて話にならないのよってことでしょうか。留学生は現地でのセットアップとインターン、就活を含めると相当勉強するぞと心に思っておかないと、一日経過して夜になり「あれ、今日は気が付けばただ物事の処理しただけではないか」と思うことになりかねないので(特にPCが壊れたりすれば)これは本当に気を引き締めなければと思う次第です。


大学のMFEのスタンスとしては、現代のMBAのように「ウォール街?お疲れ様です。僕は1日18時間もPCと向き合っていられません。」ベンチャーやるか、生活のリア充をアピールするという感じては全くなく
全力でウォール街のクオンツ職を中心に生徒を送り出そうとする姿勢が濃厚です。Admissionオフィスのボーナスでも変わるのでしょうか。そういう意味では、今のMBAの向かう方向性がもっと生活のリア充(幸せを追及するとでも言うのでしょうか)を求めてくる方向に舵が切られてくると、MFEの方方には変な成金主義の人が集まって来る傾向が出てくるかもしれません(極論)。


いつまでたっても面接、僕の10年後は・・・。10年後を考えさせられて早10年くらいたちます。



・スカイプの電話番号を保持し、日本のMVNO業者の通信契約をうまく活用すれば、安く携帯電話が使える可能性あり
・前年度の夏から翌年のインターンシップ争奪戦が始まっている
・人生のどの時期でも勉強する時間は探さないとない








不動産

本日を持ちましてようやくホテル暮らし終わり。新居生活スタート。西の人はのんびりということなのでしょうか、ホテル生活では管理人のおばちゃんとの相性が良かったのか、とても融通の利いた生活が出来ました。タオルの交換を忘れられた反面、チェックアウト日もテキトーな感じでOKOKといった具合でなぜかOK。何度か隣前後の宿泊客の車の駐車を手伝わされた反面、洗濯をしてくれるといった具合でした。結局、学校へは車ではなく、徒歩で通学。40分程かかっていたのですが、来週からは15分くらいで行けそうで、何とも心に余裕ができました。


こちらの不動産事情といえば、入居前にガス・電気の加入を先に求められます。とは言っても、アパートで管理人と契約書にサインをする前に、みずからそれぞれの公共機関(Department of Water and Powerなど)に赴いて、先に加入してから(電話のみは不可)ではないと、入居できません。驚きです。加えて、電気は「即日対応」と「翌営業日対応」があり、「即日対応」だと大幅に手数料がアップします。金曜日入居の場合、翌週からしか電気が使用できなくなると思うとゾッとしますが、ところが、だいたいは前入居者の契約が続いていて、切れることはありません。翌営業日からを選択するべきです。


またベッド数に応じて自動的に駐車場台数が決まります。日本のちょっと都心から外れたところと同様一人一台は当たり前なのでしょう。LAに家族で来ると、最初にのセットアップの中に車の二台即時購入が載っかってくるため、最初の$手持ち高を考慮すると(一回の送金額100万円限り)、相当計画的な準備が求められます。車購入と家の入居の際に感じましたが、契約時にはやたらと法律名が登場し、サインも10回は軽く超えて求められます。


洗濯機は通常ありません。ラウンドリーがどこのアパートも地下にズラリと乾燥機付きで設置してあるのが一般です。自宅内に洗濯機があるところは、家賃で言うと$3,000~4,000$くらいからしかないようです。一か月だけハリウッドに撮影にきたVIPな業界関係者が使うといったところでしょうか。


家具付き、家具なしともに存在します。家具つきにすると$300くらいは月々で高いイメージです。もし2年間留学だとすると、$7,200くらい持っていかれるイメージです。但し、IKEAに行ってベットからソファー、テーブルを揃え、設置、そして引越し時の売却とその手間を考えれば、考えどころです。


プールに関してはたいていのところで屋上か、一階に10m四方程度の飾り程度にあります。誰も使わないと思いきや、毎日誰か使ってます。結構激しく泳いでます。日光欲ってやつですね。ないところから来るとしたくなるかもしれません。


ジムもたいていのところで備えつけてあります。ゴールドジムとは比べ物になりませんが、セントラルくらいは備えてあります。そもそも大学でタダでできるので、あまり意味をなしませんが。すぐにシャワーできることはいいかもしれません。


ネットに関してはタイムワーナー(のみ)です。NTTみたいなものです。電話会社かケーブルTV会社のどちらかの回線を使うことになります。しかし、ケーブルTV会社は、ネット回線・電話回線・ケーブルTVの三つ巴のセットプライスで安く我々を勧誘してきますので、そちらに人々は流れていく今日この頃です。


徐々にセットアップも終盤を迎えており、ようやく、本腰いれて留学といった感じになり、やや気持ちが高ぶっています。


①いいホテル(安い$120/1泊・相場$250/1泊)を見つけたのでもし来LAする際は是非お声掛けを
(うちでも良ければ話は別)
②水道光熱関係を抑えから入居許可が下りる
③駐車場代は家賃に込み






税金

水を何気なく購入した際、イメージと違う金額がレシートに掲載されておりました。LAと一括りに言えど、一般的に"LA"という時はGreater LAといって、そこそこ広いLA付近一帯を表現するのですが、例えばサンタモニカと、狭義のLAでは消費税が違います。サンタモニカ9.50%、LA9.0%。大差はありませんが、ちょっと頭の中の計算値と違った金額だったので、レシートをよく見ると、ペットボトル税なるものが徴収されておりました。リサイクルに出すと返金されるのですが、手間とリターンを考えると自らリサイクルに進んで出すことはないでしょう。


財政に苦しんでいるのでしょうか。例えば、切手を一つとっても、金額が敢えて掲載されておらず、それ一枚を貼ると送付できるようなものがあります。これをロール(つまり100毎綴りなど)でまとめて買えと勧められるわけです。切手の値段が上がるのに備えての対策だそうです。そんなに切手を使うことはないかと思いきや、小切手文化のこちらでは、家賃、携帯代、水道・光熱費、などcheckを書いて、封筒に納入、ポストへなんてことが毎月発生することもざらなようです。最近はネット決済も増えてきているようですが、例えば受け取り側を考慮すると、ネット慣れしていない大家さんもいる状況なのでcheckを指定されます。


このcheck、信用度は低いものの個人でも作成できるのですが、その紙幣を手に入れるだけで100毎で$20だとか。ドル円の行方と、手数料、税金、駐車場代、保険代、飯代。頭の中がお金のことでいっぱいです。生産的活動をしていなくても、すぐに円は減価し、なくなっていきます。


①市によって消費税が違う
②ペットボトル税など、思わぬところでお金が落ちる
③街の人の感覚からすると、値段は上がっていく方を心配している(インフレ懸念?)ようだ